ECサイト制作

ECサイト構築にかかる費用と相場を解説します!

ECサイト構築の費用について、皆さんはどれくらいを予想しますか?

実は、多くの人が具体的な費用については把握していません。実際、ECサイトの構築費用はその機能や制作方法によって大きく変わります。

そこで今回は、初めてECサイトを作成する方から、本格的なEC事業を始めたい方まで、ECサイトの構築にかかる費用とその相場について詳しく説明します。

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ECサイト構築の費用と相場


 

・無料〜10万円以下の相場


まず、予算を最小限に抑えてECサイトの運営を始めたいと考えている方向けに、無料から10万円以下が一般的な相場となっています。
この価格帯では、基本的には依頼者自身が商品の写真や広告の原稿などを用意し、市場に出回っているテンプレートデザインを活用してサイトを構築します。

また、このレンジでは、「モール型」や「ASP型」のECサイト構築ツールが頻繁に使用されます。
これらのツールは、サイト設計の手間を大幅に削減し、かつ効率的なサイト運営を可能にするものです。

モール型ECサイトとは、多くの個別の店舗が一つのプラットフォームに集結して商品を販売する形式のもので、例えば「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」などがこれに該当します。

モール型ECサイト

  • 楽天市場
  • Yahoo!ショッピング
  • amazon

一方、ASP型ECサイトとは、ウェブホスティングプロバイダーが提供するソフトウェアを利用して、自社のウェブサイトにEC機能を追加する形式のものですが、低価格帯のASPサービスは自社ウェブサイトに組み込んで活用すると言うよりも、最初からショッピングカート込みのウェブサイトが用意されており、ユーザーは自分の好みのテンプレートを選び、必要最低限の会社情報や商品情報を入力するだけで、すぐにECサイトの利用が可能となっています。

ASP型サービス

  • BASE
  • STORES

これらのツールを活用することで、技術的な知識が少なくても、あるいは時間が限られていても、効果的なECサイトを短期間で立ち上げることが可能となります。
また、必要な素材の準備やサイト設計にかかる時間も含めて、約2週間〜1ヶ月程度を見込むことで、十分な品質のサイトを制作することができます。

ただし、BASEやSTORESは単に商品を売りたいだけなら十分というユーザー向きのサービスで、顧客の囲い込みや宣伝などより緻密かつ大掛かりなマーケティング戦略を行う場合には機能的に満足できなくなる可能性もあります。

・10万円〜100万円以下の相場


次に、自身のECサイトを作り上げたいが、それでも予算はある程度抑えたいという方には、10万円から100万円以下が一般的な相場となります。
この価格帯では、依頼者自身が原稿や写真などを提供し、テンプレートデザインを活用するのは同じです。
ただし、この範囲ではより高度なカスタマイズを期待することは難しく、基本的な機能に留まることが多いです。

この価格帯でのECサイト構築では、「ASP型」や「オープンソース型」のツールを主に活用します。
ASP型のツールは、前述した通りですが、インターネットリテラシーの高い方や、メールマガジンやキャンペーン、クーポン、ユーザーレベルの設定をしたいオーナー向けのサービスでは下記のような高度なカスタマイズも可能なASP型サービスがあります。

上位レベルのASP型サービス

  • カラーミーショップ
  • メイクショップ
  • Shopify

オープンソース型のツールはソースコードが公開されており、自由にカスタマイズできる特徴があります。
ただし、高度なカスタマイズを行うためには専門的な知識が必要となるため、この段階で制作会社に開発を依頼することが一般的です。

オープンソース型ツール

  • EC-CUBE
  • WordPress + Welcart
  • WordPress + WooCommerce

この相場では、制作会社に依頼することで、専門的な知識を持つプロフェッショナルがサイト構築を担当し、安定した品質と適切な進行管理を保証します。
その結果、依頼者は自身のビジネスに専念することが可能となります。

ただし、この価格帯でも、サイト制作は基本的にテンプレートデザインに基づくものが多く、独自性を強く出すためのカスタマイズは限定的です。
なお、制作期間は大体1ヶ月から2ヶ月程度を見込むことが一般的です。

・100万円〜500万円以下の相場


金額が100万円〜500万円の場合、カスタマイズの範囲やコンテンツの質が向上し、制作会社が一部または全てを担当するケースがあります。
ただし、これに伴い制作期間もこれまでの相場と比較して長くなり、2ヶ月〜5ヶ月を見込む必要があります。

一方、500万円以上の予算では、制作期間が4ヶ月〜8ヶ月とさらに長くなりますが、高度なカスタマイズが可能になり、最適化されたECサイトを構築できます。
この価格帯の特徴として、制作会社が商品写真や原稿を用意し、オリジナルのデザインや業務に合わせた機能追加が実現可能です。
さらに、自社システムとの連携や運営サポートも充実しており、100万円〜500万円の予算帯と比較して、より柔軟で個別化されたECサイトが構築できるのが魅力です。

本格的なECサイト運営を目指す企業や個人にとって、この予算帯は最適な選択肢となるでしょう。
ただし、最初から高額な予算を投じることはリスクも伴うため、事業の規模や成長見込みを考慮し、適切な予算設定が求められます。

各種手数料も考慮しよう


ECサイトの立ち上げには、初期費用だけでなく、運用に伴うさまざまな継続的なコストが伴います。
これらを全体の予算計画に盛り込むことが重要です。

まず、自社でECサイトを運用する場合、以下のようなコストが発生します:

  1. サーバー費用:ECサイトは24時間365日稼働しているため、安定したサーバーの提供が必要です。これには、レンタルサーバーやクラウドサーバーの使用料が発生します。
  2. 独自ドメインやSSLの維持費用:信頼性とブランドイメージを保つために、独自ドメインとSSL証明書の維持が必要です。
  3. 在庫管理の人件費:商品の在庫管理は、ECサイト運営の重要な要素であり、これには人的リソースが必要です。
  4. 定期的なメンテナンス費用:サイトの安定稼働や最新の情報更新を保つためには、定期的なメンテナンスが必要となります。

一方、モール型やASP型のECサイトを運用する場合も、以下のコストが発生します:

  1. 月額利用料:プラットフォームの使用に伴う料金です。
  2. 決済・販売手数料:商品の販売に伴う手数料。売上に応じて発生するため、売上予測と合わせて考慮する必要があります。
  3. オプション機能料:追加の機能やサービスを使用する際の料金。必要な機能により変動します。

これらを総合すると、ECサイトの運用には初期費用だけでなく、多岐にわたる継続的なコストが発生することがわかります。
そのため、運用コストをしっかりと把握し、それを含めた予算計画を立てることが重要です。

以上が、ECサイト構築にかかる費用と相場の解説です。
高額な予算を投じるほど、提供されるサービスの質は上がりますが、自身のニーズと予算を慎重に考慮した上で、ECサイト構築を進めることが最適な結果を得るための重要なステップとなります。

まとめ


本稿では、ECサイトの設立と運用に関連する費用とその相場について詳しく説明してきました。

一般的に、投資額が増えると受けられるサービスの質も向上するという経済の原則が、ECサイト構築にも当てはまります。
しかし、単に高額の予算を用意すれば良いわけではなく、具体的なビジネスニーズ、期待するサービスレベル、そして持続可能な運用コストを総合的に考慮することが重要です。

費用対効果を最大化するためには、初期設立費用だけでなく、継続的な運用コストや将来的な拡張性も考慮することが求められます。
また、自社の資源、業務の複雑性、独自性を持たせたいかどうかなど、ビジネスの特性によって最適な解決策は異なります。

ECサイト構築は、企業のデジタル戦略の中心的な要素であり、その成功は競争優位性を大いに高めることができます。
そのため、全体のビジネス戦略と連動させた上で、適切な予算計画を立て、適切なパートナーと共にサイト設立を進めることが推奨されます。

以上の点を考慮し、自社の予算とニーズに最適なECサイト構築の方針を決定することで、効果的なECサイト運用が可能となります。

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