皆さんは、リターンを組む際に注意すべき点をご存じでしょうか?
この注意点を理解していないまま、リターンを組む方が多くいます。
これだと、必ずトラブルになってしまいます。
そんなトラブルを防ぐために、今回はリターンを組む際に注意すべき点を6つ解説します!
この記事を読むと、リターンを組む際の注意点が理解できます。
ぜひ参考にしてみてください。
※筆者も実際に失敗をした経験がある物もあります。
クラウドファンディングリターン設計の際に注意すべき点は?
ここでは、クラウドファンディングリターン設計の際に注意すべき点を6つご紹介します!
ほとんどの方は、この注意点を理解できていないので、必ず抑えてください。
① メールアドレス・お届け先の取得はリターンの履行が確定したあと取得が可能
メールアドレスやお届け先の情報を取得できるのは、リターン履行が確定したあとになります。
ですので、確定していない場合は情報を取得できません。
また、確定するタイミングは、方式によって変わります。
All-in方式 | 一件以上の支援があったタイミング |
All-or-Nothing方式 | 目標金額を達成したタイミング |
2. プロジェクトを公開後のリターン追加・変更・編集に関する注意点
プロジェクトが公開された後、リターンは変更できません。
これに関しては、かなりの人が勘違いするポイントです。
実際に、筆者も間違えたことがあります。
新しいリターンは追加は可能ですが、既に設定しているリターンと同じものは追加できません。
ですので、リターンは
・金額
・内容
・限定数
などはあらかじめ決めておく必要があります。
ただし
・支援が集まらない
・ユーザーからリクエストをもらう
などを受けて、リターンを新しく追加することは可能です。
その際、リターンを追加する場合、再度審査が必要です。
リターンの価格はすべて送料・消費税込みの金額
リターンの価格は、送料と消費税込みの金額になります。
送料別に設定する事はできません。
ですので、リターンの金額を決める際は、送料も合わせた金額を決定しましょう。
リターンの発送(履行)は必須
もしプロジェクト未達成「All-or-Nothing」の場合でも、リターンの発送(履行)をしなくてはいけません。
未達成になったからと言って、リターンの発想を辞めることはできません。
リターンの発送(履行)は必須だということを覚えておきましょう。
万が一、発送(履行)がずれる場合は、支援者に連絡しましょう。
また、どうしても発送(履行)ができない場合は、必ず支援者とCAMPFIREに説明が必要です。
説明を済ませた後、支援者へ返金してください。
中古品・種類など許可証・免許が必要なリターンの注意点
中古品・種類などをリターンに設定する場合、許可証・免許が必要になります。
以下に該当するリターンを設定する場合は、許認可番号と管理責任者名の記載が必要になります。
①中古品:古物商許可証
②酒類:通信販売酒類小売業免許
③その他弊社が利用資格等を必要と判断した場合
記載ができない場合は、リターンに設定することができません。
許可証や免許が用意できず、リターン設定を諦める方は多くいるので、必ず確認しましょう。
リターンを追加する時の注意点
先ほども言いましたが、売り切れたリターンと同じものは設定できません。
ただし、支援されている方が不利益にならないように変更することは可能です。
その際は、下記いずれかを変更することで、リターンを設定できます。
・設定価格を上げる |
・お届け時期を遅らせる |
・内容を変更する |
このように、同じリターンは設定できないので注意してください。
まとめ
今回は、リターンを組む際に注意すべき点6つを解説しました。
今紹介した内容は、最低限リターンを設定する際は把握しておかなければいけません。
これらのポイントを抑えたうえで、リターンを組んでください。